ダイヤとデザインの知識

ダイヤやデザインの知識が婚約指輪や結婚指輪を購入する上で何故大切か。 婚約指輪は彼女にとって、一生の記念の品。 だからこそ、彼女の趣味趣向を踏まえて、じっくり吟味したいものですね。 そのためには日頃のリサーチはもちろんのこと、まずは基本のデザインタイプを知っておくこと。 婚約指輪の基礎知識として、ダイヤモンドの『4C』など、馴染みのない知識も勉強しておきましょう。

ダイヤモンドの『4C』とは？

「CARAT」カラット・「COLOR」カラー・「CLARITY」・「CUT」カット。 この4つの頭文字をとって、4Cと呼びます。この4Cによって、ダイヤモンドの値段や価値が変わってきます。 ダイヤモンドの『4C』について、詳しくご説明しましょう。

■ダイヤモンドの「CARAT」
カラットとはダイヤモンド石の重さを表す単位です。1カラットは0.2ｇ。1カラット＝1ｃｔと表記されます。 カラットによって、ダイヤの直径が変わってきます。このカラット数が高くなるほど、ダイヤの値段は高くなります。

■ダイヤモンドの「COLOR」
ダイヤモンドのカラーを指すのは、その意味のとおり、石の持つ色味のことです。カラーは無色透明に近いほど価値が高いとされます。 カラーのランクは23段階まで存在します。無色のものはDと呼ばれ、Zまでアルファベット順に段階が分かれます。 また、無色ではなく、ピンク・ブルーなどの色のダイヤは安いかというと別で、こういった色のダイヤはファンシーカラーと呼ばれ、非常に 珍しいもので、人気も高いです。

1.D,E,F→無色
2.G,H,I,J→ほぼ無色
3.KLM→黄色味を帯びている
4.N,O,P,Q,R→非常に薄く黄色味を帯びている
5.S,T,U,V,W,X,Y,Z→薄い黄色

■ダイヤモンドの「CLARITY」
クラリティーとは、透明度を表しています。キズや欠けのないクリアなものほど高価で、婚約指輪には「SI」ランク以上の物が好ましいと されています。SI以上なら顕微鏡か何かで見ない限りそんなに違いは分からないので、人気なランクとされています。

■ダイヤモンドの「CUT」
4Cの最後はカット。カットはダイヤモンドの研磨状態を指すものです。 研磨はダイヤの光の屈折率を綿密に計算して施され、表面の研磨状態、上下、左右が対象であることなどが評価の基準になっています。 最も美しく輝くのが、Excellentとされ、標準の基準をGoodとされています。

ダイヤモンドカットの種類

ダイヤモンドの「4C」についてお分かり頂けましたでしょうか？ 次に結婚指輪・婚約指輪を購入する上で重要となってくる、ダイヤモンドのカットの種類をご紹介しましょう！

■ラウンドブリリアントカット
ブリリアントカットと呼ばれるカッティング技法。定番のダイヤのカタチ、丸型に仕上げたダイヤを指します。 ダイヤの魅力を最大限引き出すカタチと言われます。

■ハートシェイプ
ハートの形にカッティングされたダイヤを指します。ブリリアントカットを変形させた形で、アメリカやヨーロッパで特に支持されている形。

■ペアーシェイプ
洋梨のような形にカットされたダイヤ。先端が尖っていて、下端は多少丸みを帯びています。 涙のしずくのような形をしているので、ティアドロップとも呼ばれていますね。

■オーバルシェイプ
長細い楕円形のカッティングタイプ。丸型のブリリアントカットよりも、ダイヤの石が大きく見えるのが特徴です。

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